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週5で本屋に行く日記

土日出勤の書店員♀好きな哲学者はアラン(幸福論)好きなお菓子はグリーン豆

勝手に選ぶ!表紙大賞ノミネート作品

おすすめ本

帰ってきました。
小さい夜と書いてさよです。

転職が決まりました。やったー!
絶賛ニート有給消化中です。時間があまり余っている今こそ思い付きと勢いでブログを書くときなんだぜ!


さてさて早速、
表紙大賞ノミネート作品の発表です。
(私が今日行った大型書店で面陳平積されてる本から選びました。)

家族最後の日

家族最後の日

SFが読みたい! 2017年版

SFが読みたい! 2017年版

寿命図鑑 生き物から宇宙まで万物の寿命をあつめた図鑑

寿命図鑑 生き物から宇宙まで万物の寿命をあつめた図鑑

痛くない死に方

痛くない死に方

夫のちんぽが入らない

夫のちんぽが入らない

以上5冊がノミネートされました。ふむふむ、どれも興味深いですねぇ…1冊づつじっくり見ていきましょう。


『絶望感が滲む、目に突き刺さる赤』
家族最後の日
まずはこの写真の女児2人だけ見てください。
お姉ちゃんに連れられてしぶしぶ着いてきた妹。しっかり者の姉。世話好きのおばちゃんが乗り合わせたら絶対声掛けられるよねこの子達。微笑ましい日常の風景。
そんな写真をですよ、一瞬で、絶望の淵に陥れる血の色みたいな目に痛い赤。明朝体(?)フォントのタイトル。突如として、何か大変なものを背負った姉妹に早変わりです。
目を惹かれ、深読みさせられます。


『お前が言うな!って言いながら手に取ってしまう罠』
SFが読みたい! 2017年版
SF全く関係ねーーー!書店で見かけて、こう来たか!とニヤニヤしてしまいました。
毎年買ってるSFオタク層ではなく、SFって気になるけどなんか固そうだしなー…っていうライト層に向けた感じの表紙ですよこれは。間口の広さを演出してますよね。「みんな仲良くしてやってな。」は、SF業界から聞こえてくる。


『本に込められた思いが凝縮された表紙』
寿命図鑑 生き物から宇宙まで万物の寿命をあつめた図鑑
帯が特に最高で「みんな、いつか、死んでしまう」にこの本への思いが全て集約されています。
句読点大好き人間としてもこれは外せないところ。
そしてその思いをさらに分かりやすい形で昇華させるイラストがまた可愛いらしく素晴らしい。
そもそも死。というワードには魔性の魅力がありますからねえ。強いです。


『売り場で輝くショッキングピンク!』
痛くない死に方
こちらの本、健康関連かエッセイの売り場かどちらかに置かれてると思うんですけど私は俄然エッセイの方に置きたいです。
エッセイの表紙って基本シンプルで淡〜いものが多いので競合する表紙の本がなくめちゃめちゃ目立つんですね。終活関連の書籍が流行ってますが、これが置いてあったらまずこれを手に取っちゃうよね。
とにかくおじいちゃんおばあちゃんに買ってもらうには本屋で気付かれる必要がありますから、この表紙は役割を十二分に発揮しているといえます!帯の言葉もキャッチーで出版社からの売る気が感じられますし…!すごい売れたんだよね(本屋目線贔屓がひどい)


装丁家ってすごい』
夫のちんぽが入らない
本が届く前、私は新刊一覧表でこのタイトルを見つけ、ちんぽはないよちんぽは…と辟易した覚えがあります。
ですが、本が届き表紙を見て察しました。これってそういう本じゃなかったのか、と。
女性が買いやすいようにタイトルに星座をあしらいつつもちんぽは切り離されており卑猥さを一切感じさせません。
本当に…出版社に電話注文しづらかったですけど…という愚痴はさておき、装丁家のプロ技を見せ付けられました。



以上5冊がノミネート作品となります。
純粋に美しい装丁ではなく、商品としての表紙の価値を考えて選考してみました。
思わず手に取りたくなる本ばかりだったではないでしょうか。
一切読んでないので内容の保証は出来ませんが、本の表紙は人間でいう顔ですから、イケメンに一目惚れもたまにはいいよね!




この中から大賞は後日私が購入します。性格も良いイケメンだといいな…。